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  • 2017/11/09

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    ジュニアレッスンでの質問シリーズ\(◎o◎)/!

    みなさん、こんにちは。

    ジュニアレッスンの中での質問シリーズ( ̄▽ ̄)

    1.気をつけていることは何?

    今自分なりに気をつけていることは何だい?という質問にもちろん正解はないのだけど、
    子どもたちの多くはみんな正解が何かを考えてモジモジと口ごもる。
    あるいはとても恐る恐る答える(>_<) 私の意図としては私の質問を受けた時にただ頭に思い浮かんだことを教えてもらいたいだけなのだけど、子どもたちはどうやらそうは受け取っていないようで私にダメ出しされるのを何より恐れている。あるいは質問の質問による追撃を( ̄▽ ̄) でも何も言わなかったりしたときが一番間が悪くて、一番私にくどくどと言われることもわかっているはずなのに、何も言おうとせずにかたくなに思考停止が有利であると判断するのなぜなのか?彼らを追い詰めているものは何なのだろう?といつも思う。 基本的に子どもたちは何かを説明する言葉を持っていなかったりすることから、上手く説明できないことや覚えていないことが悪いことだと思い込んでいるというのが実情なのは知っている。正解と暗記社会だからね(>_<) ダメだ、やべぇって思った時の子どもたちはスルーしてもらうことを期待しているのだろうけど、それを察知した時の私は意地が悪いのでわざとネチネチと質問を変えて何でもいいから子ども自身の言葉を吐き出させる( ̄▽ ̄) だから怯えるんだろな・・・ でもそういう畏怖みたいなのもコーチにはあって良いものだと私は思っている。 何を気をつけているのか、それを仕草で示せるということはニュアンスでの理解がこちらで確認できるし、言葉で説明できるということは言語的に理解が可能な子だというのがわかるので正解を求めない形での質問の仕方はとても大事だと思っている。 だからときどきこういう意味のない質問もしてみる( ̄▽ ̄) 2.この音楽聞いてて何が思い浮かんだ? アッシュにはいろんな音楽が流れている。 子どもたちにとってはほとんどが知らない曲ばかりだと思う。 ※大人でも知らないと思う。 そんなBGMを指して、今この音楽を通じて思ったことを言え!今すぐ思ったことを言葉にして見せろ!隠すな!想ったことを言えと言っているんだ!言えーーーーー!と、鬼気迫る勢いで問い詰められる・・・とてもかわいそうな子どもたち(T_T) 音楽だけ聞いて何か言う、イメージを言葉にしてみるとかいうのはまだまだ音楽を通じた思い出の少ない子どもたちにとってはあまりに曖昧で抽象的すぎて難しいのも知っている。 だから色なら何色?とか、自然ならどんな感じ?とか場所ならどこ?みたいに限定した質問をしてみると何か言う( ̄▽ ̄) 適当に何か言っときゃいいだろコイツにはって思われてでも良いから言わせることが大事♪ 子どもたち自身が何を思う傾向があるのかに気づくきっかけになるかもしれないし、私もその言葉を聞いて今まで感じることのできていなかった繊細な部分を知ることもあるかもしれないし・・・ 自分が思っていることを自分の言葉で相手に伝えることは大切だと思う。 けど半面には論理で口が回れば回るほど迷いの種は増えて、 肝心なことを感じ取るフィーリングに欠けるなんてこともあるので言葉が全面的に正しいなんてことはあり得ないというのも知っているつもりだ。 ただあまりに言葉足らずなのではお互いに困るし、楽しいことのために言葉での質問をしていることを今後も伝えていければとは思っている( ̄▽ ̄) 究極質問として私はたまにこんなことも繰り出す\(◎o◎)/! 3.今何考えてる? 究極に意味のないこの質問をするときは子どもが明らか無になっているときにすると面白い♪ コーチがお前たちの目の前で聞こえるのように一生懸命お話をしているときに”無”になるとはどういうつもりだ・・・しかもこの少人数でホントどういう頭の中なのかを言ってみろ!できるだけ正直に!という気持ちを込めて質問するとだいたい「何も考えてません・・・」って答えてくるから子どもって強いなって感心する( ̄▽ ̄) 私    「何も考えないなんてできるわけがないだろう」 子ども  「できます」 私    「無理だ」 子ども  「ホントに何も考えてなかったし、私にはそれができるんです」 私    「マジか・・・」 子ども  「マジです。マジで何も考えてなかったーーー今どこ行ってたんだろ私ーーー」 心の私  「そういうの無理だからー、そう思い込みたいだけで”私は何も考えていない”と       いう考えがある以上それ無じゃないからーーー人間は寝てる時ですら何か考えて       る生き物で24時間絶対に何か考えずにはいられないんだよってカントが言って       たのも知らないなんてお前らマジで無知!何もわかっていないことを知らないこ       とを無知というのだーーーふぁーはっはっはっはーーーーーー」 ただ何考えているのか、自分でもわからないときっていうのはあるよね\(◎o◎)/! 無とか無理!そう考えるのが難しいっていうのと同じように在ることもまた誰もコントロールできない以上難しさは無に等しくて人間にとって不可能に近くて結局は同じことなんですよ✨ それにもしかしたらホントに無とリンクしてこの世ならざる何かとつながれることを隠してアッシュに来ている子どもがいるかもしれないことからやはり今後も興味深く質問をし続ける必要があることを思うのであった( ̄▽ ̄) 逆にそう考えると誰か(ここではコーチであり私)に質問をするってレベルが高くて、 その内容と質はその人の知性の深さが伺えるというのもしみじみと納得なのです( ̄▽ ̄) 森先生、やはりあなたは偉大です。 それではまた来週〆