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  • 2017/10/16

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    学生選手権北海道予選に行ってきました♪

    みなさん、こんにちは。

    週末は学生選手権北海道予選のために臨時営業日とさせていただきました。
    ご不便おかけし申し訳ございませんでした。
    今後もこのようなことがたびたびあるとは思いますが、
    どうかご理解いただければと思います。
    その分良い報告をさせていただくことで今後ともよろしくお願いいたします。

    さて、北海道の学生選手権は毎年エスキューブ札幌で行われます。
    学生選手権の様子
    札幌と旭川の学生200名前後が一同に会すると会場の熱気はもう一切冷めない。
    そんな空気が3日間ずっと続く学生選手権帯同は2年ぶりなのです。
    学生時代の同い年や先輩後輩との関係は特別だというのがそこかしこで伝わってくる。
    スカッシュはマイナースポーツなのでスカッシュに一生懸命な人口はとても少ない。
    でも少ないからこそ大学の垣根を簡単に越える絆が私にはいつも羨ましい(>_<) 私の大学時代の硬式野球部同士にはまだ敵味方の間でヤジが飛び交い、 強豪大学のエリート選手たちの悪口が凶悪で、怖くて、1年生の頃はビビりまくってました(T_T)自分も試合に出たらあの的になるのかぁ、ヤだなぁ・・・ってホント嫌でした(>_<) てか、そんなことを許してた指導者ってどんな精神だったんでしょうね\(◎o◎)/! それに比べてスカッシュの学生選手権はさわやかでとてもキラキラしていて いつ見ても美しいのです( ̄▽ ̄) 私は創くんのベスト16決めの試合に合わせて駆けつけました。 IMG_5253[1]
    てか、お前いたんかいーーーーー
    最後の学生選手権にエントリーしなかったケイゴが創くんの応援にいる✨
    私が思っていたよりケイゴが薄情ではなかったことにとても安堵しました。
    その日のケイゴは各試合でセコンドの中心にいて、
    自分の後輩たちへのアドバイスとともに勇気づけることで役割を果たしていた。
    たぶん後輩たちはケイゴの事情は知っているし、
    ケイゴもきっと試合には出たかったのだろうけど、彼なりのけじめだったのだと思う。
    私はここでケイゴと会えただけで来てよかったなって思えました。
    さて、創くんの試合はどうだったのかというと・・・
    創くん(教育大4年)VS紙谷(学園4年)
    勝てはしなかったけど、簡単には勝たせなかった。
    創くんらしい鍔迫り合いができていたと思う。
    1年生の時から何度か対戦してきた同期が最後の試合でよかった。
    学生選手権で本当に怖いのは後輩からの突き上げなのです。
    私も大学3年生のときに才能ある新入生にピッチャーマウンド奪われた(T_T)
    私は諦めが悪かったので最後まで抗ったけど
    その終わり方は自分で納得とは程遠いものですぐに認めることができませんでした(T_T)
    私の最期はとても大きな挫折として終わっている・・・
    でも創くんは自分で創った部活の仲間に最期を見届けてもらえてホントによかった✨✨✨
    たった2人で始めたスカッシュが部活になって今は立派なチームになった。

    そんな後輩たちが今大会とても華々しい成果を達成しました♪
    IMG_5252[1]
    佐藤滉斗(教育大3年)が選手権男子決勝まで勝ち上がり、準優勝!!
    杉村真唯(教育大1年)が新人女子で優勝しました!!!
    2人ともおめでとう✨✨✨
    ヒロトは去年3位で今年は2位、最終学年の来年はもちろん1位にいるはずなのですが、
    ヒロトの同期にはまだ彼が一度も勝ったことのないライバルがいる。
    その決着が来年には待っているのでヒロトは引き続き練習しないとなのです( ̄▽ ̄)
    まいちゃんは9月の北海道選手権であらっ!?ってとこで負けてしまい、
    あれからもう二度と負けないことを決意した彼女をこの日まで見てきた\(◎o◎)/!
    したらホントに負けなかった\(◎o◎)/!
    3つのシードバックしての優勝はとっても立派でした。
    まいちゃんは心を熱くしながら冷静にプレーする闘志の扱いがとても上手なのが印象的でした。自分をコントロールする術はきっとスピードスケートの修羅場で培われたものなのでしょうね。うちのジュニアたちも早く成熟してもらいたいと思うのでした( ̄▽ ̄)

    というわけで今年のインカレ出場者はヒロトとまいちゃんの2人となりました。
    2人は12月前半くらいに行われるインターカレッジを目指して活動することになる。
    ヒロトは北海道2シード、まいちゃんは新人1シードとしてどこまで進めるのか。
    全国大会の上位レベルは道内レベルの3つ、4つくらい上にあるので難しいのですが、
    ヒロトはもうそのことを知っているし、まいちゃんはそのことを知ることになる。
    そんな挑戦をこれからも応援していきたいと思っている。

    最後に人生を決めているのは才能やIQではなく熱意なのだというのをとても思いました。
    アンジェラ・ダックワースさんのグリッド(熱意)についてはたびたびレポートしているのですが、今回改めて簡単に( ̄▽ ̄) ※たびたび? ※簡単に?
    日本の教育はある程度何者かになれるチャンスが開かれていると思う。※ある程度ね(>_<) 特にスカッシュにはチャンスがある。 大学から多くの人が競技をはじめて、 同い年の子たちと同じスタートラインで自分の技を競い合うことができる。 自分の意欲と活動次第でスカッシュの世界で何者かになれるチャレンジを楽しめる♪ でもそのビジョンを持てる子とそうでない子がいる。 確かにヒロトやまいちゃんは優れている何かをあらかじめいくつか持っていたと思う。 でもそれ以上にスカッシュへの熱意と工夫に時間を割く努力は教育大生の誰よりしてきたし、その姿を私はずっと見てきた。あと想っていることや、口にしていることも割と具体的で耳にしているこちらが真剣になるに値するものだった。 この半年間、教育大生の中でそう思わせてくれたのは2人だけだった。 今回インカレに行くことができなかった学生は才能があるなし以前の話だと思っている。 それぞれにチャンスがあった中でスカッシュの同期を上回るための努力と工夫に時間を割くことをしなかった結果なのだ。 たかがスカッシュではあるけれど、 それはその人自身がやると決めたことへの姿勢であり、知性であり、縮図となっていく。 結局人は自分の熱量(熱意)のままに進んでいくことになる。 その熱量を知ることで謙虚にわきまえることもまた人生かとは思うけど、 必要な時間と知性を尽くさない全力なんて、全力じゃないし、 全力も知らないのに謙虚とかもあるはずもなく、それは単なる諦観だ。 妥協と諦めがあなたの想いですか?って思うのです。 極端な話、それで死んでも良いのだろうか? まぁ、みんな若いから必死になる理由もないのだろうけど、 学園の子たちは覇気があって真剣勝負を楽しんでるなぁというのが印象でした。 もしも今回負けた学生たちの中に自分の甘さを悔いているなら時間を作るべきだし、 そうではないならばこのまま惰性的な学校生活と社会生活が待っている。 自分が一体何を愛してきたのか。 誰に愛されてきたのか。 たとえいつかそれがわからなくなるときがあっても自分の気持ちを大切にしてきた時間とそれを守ってくれた人たちがきっと助けてくれる。 スカッシュが若い彼らにとってそんな存在であってもらいたいと心から想うのでした(>_<) こんな振り返り方はもうしたくないので所帯が大きくなることが見込まれる来年度以降のんびり屋の多いことがわかっている教育大生の傾向に合わせたインカレ予備校のテコ入れを考えているし、小説の方も抜かりなく詰めていこうと思う。 私も私の全力をこれからも示していきます♪ そんな週末となりました✨IMG_5248[1]
    スターバックス札幌旭丘店の広く柔らかい空間と7:00~24:00の営業時間が素晴らしすぎた!

    今週もよろしくお願いします〆