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  • 2018/11/29

    ばんだな日記(ひとりごと)

    『ボヘミアンラプソディ』観てきました💫

    全部知っていた。

    でも何もわかっていなかった。

    みなさん、こんにちは。

    『ボヘミアンラプソディ』を観てきました。

    1970〜80年代のロックバンドであるクイーンの、
    そのボーカルであるフレディ・マーキュリーの、
    そして音楽であり、
    命をかけて続けることの偉大さを伝える素晴らしい映画でした(T_T)

    15年前にクラブメッドで勤務しているときにクイーンを知った。
    外国人のスタッフが夜のライブの演出でクイーンの楽曲を上手く使っていたことが印象的だったのでしょう。
    クイーンのアルバムをすぐに買い集めて
    当時の作業BGMにしていた。
    どんなバンドで、どんな人物なのかを知っているつもりだったけど、
    好きな曲の意味に興味を持たない程度の好きだった。
    ※15年前の私は大変な世間知らずで向こう見ずで
    パソコンも持っていなかったことからとてつもない情報プアでした(>_<) だから映画の中でフレディー・マーキュリーの魂の歌声に 日本語訳が付いてくるだけで衝撃的でした(>_<) クイーンが、フレディが、何を叫んでいたのかを初めて知りました(T_T)
    運命は決まっている
    この世に敗者などいない
    敗者になっている暇なんてないんだ
    誰が永遠に生きることを望むものか・・・
    悲劇でいるつもりはない
    何も大したことではないさ・・・
    どのみち風は吹くんだ・・・

    ラストのライブエイドのシーンでは涙が止まりませんでした(T_T)
    彼が音楽を通じて伝えようとしていたこと、
    彼が無視し続けてきた父からの“善い行い”への姿勢、
    クイーンという仲間であり家族と活動すること、
    バイセクシャルであることへの差別や偏見などまるでなかったかのような生き様に・・・
    このライブエイドのリアルはそのまま映画に再現されています(T_T)

    生きとし生けるものすべてに、
    勇敢に生きることを望むすべての人に、
    ロックとは何かを知りたい人すべてに伝えたくなる。

    『ボヘミアンラプソディ』

    とてつもない映画でした。
    クイーンの本質を見事に汲み取った映画制作に携わった人すべてに感謝でした。
    そしてこの映画を紹介してくれた野球部のコースケに感謝です。
    旭川で初めて映画館に行きました。
    大金払って、時間を使って、急いで1人で行く価値があるのか・・・
    でもなぜか唐突に野球部の子が言うから従ってみた。
    そんな意味とか、価値とか、質とかどうでもよくなるくらいに、
    涙が止まらない程の何かが自分の思う外側にあった。

    空前絶後、前例もなく、真似もできない叙事詩的構成の名曲

    全身全霊の愛が込められた偉大な名曲

    この映画で本当のクイーンを知り、
    フレディ・マーキュリーはこの日私の中で亡くなった・・・
    男も女も死さえも受け入れ、
    すべてを愛することへの情熱と試練を体現し
    彼はイエスや釈迦の存在となんら変わらない域にいた。
    与えられた天賦の歌声でみんなを喜ばせるために最後まで歌い続ける。
    赤ちゃんや幼児の頃にはみんな両親や大人たちを喜ばせるために全身全霊でいたはずなのに、
    みんな何か忘れていないか?と、とても大切なことを伝えていた。
    決して死を恐れてはいけないのだ。
    この映画であり、クイーンであり、フレディ・マーキュリーを知ることができて本当に良かった。
    これからも何も知らなかったことに驚きながら前へ
    涙枯れました(>_<) それではまた明日〆