旭川のスカッシュレッスンスクール「旭川スカッシュハウス」

全日本ジュニア2018　まゆき編

みなさん、こんにちは。

4月変革は毎日、その瞬間に起こっている＼(◎o◎)／！
昨日は早速教育大生がピカピカの1年生をアッシュに連れてきてくれた♪
アッシュが新しいサイクルに入っている関係で、
例年とは違った契約を交わすことになるのだけど、
どうか矛盾なくスカッシュの楽しみを通じてチームを進行させてほしいと願っている。
そして、変革は学生だけではなく新たなステージを控えているジュニアたちの活動にもアクセルを用意してみた✨
トッププログラム練習メニュー　2018．4～
元々全日本ジュニアを想定したちょっと高度だった練習メニューを
さらに今回経験できたプロセスを踏まえた新プログラムを注入することにした。
どのテーマも一筋縄でいかないだろうし、
どのパターンにも主旨が組み込まれていて、
身体運用のクセの矯正、効率的なラケットヘッド加速のための詳細をトップレッスンで補っていくことで少しずつ各種ショットの精度への集中が増していくように作成したつもりだ✨
どの段階で成熟していくのかは定かではないが早いにこしたことはないので、
子どもたちと楽しみながらレッスンからのインスピレーションを高めていきたい(￣▽￣)
毎日、その瞬間ごとに・・・

さて、今日は全日本ジュニア2日目のハイライトです。
つまりまゆきの特集ですね✨

アンダー17準決勝で対したのは想定通り緑川あかり選手（セントラル稲毛海岸）

次世代のエースである緑川選手のことはよく知っていた。
俊足強打のハードヒッターである緑川選手のドライブを掻い潜り、
テクニシャンタイプであるまゆきがどれだけ積極的に攻めるきることができるのか・・・
そのスイッチがどのタイミングで入るのかがこの試合のキーだった。
”相手に合わせる、型の確認、結果を求めるゆえの点数の流れ・・・”
その他諸々（誰もが抱く）不安要素を「1球集中」の一言で払拭する準備をしてきた。
立ち上がりから早いラリーの応酬の中でまゆきは2点目のスコアから答えを出した！
ファーストセットを取ってきたときのまゆきの表情が忘れられない。
最初からまゆきのスカッシュが発揮できた✨
ずっと目指してきたことがこのステージでようやくできた✨✨
そして、この先どう展開するかの話を私とすることができた✨✨✨
そして、そして、まゆきはまゆきのスカッシュで緑川選手を上回ることができた！

とても良い試合でした。
お互いのスタイルでスコアを交換しながらどちらがマッチボールを握るのか、
最後まで予測不可能なスカッシュの緊張感を凝縮した素晴らしいゲームでした。
冷静に力を発揮し続けようとするまゆきが笑って帰ってくることだけを願っていたら、
なぜか勝手に涙があふれてました・・・
勝てて良かったね、
スカッシュ辞めないで良かったね、
また前に進んでいけるね、とか思ってたら泣いていた。
コーチしててよかったなって思えた瞬間でした。

スカッシュの試合で勝つことはとても難しい。
スカッシュは誰でも気軽にラリーを楽しめるスポーツだけど、
競技となるとまったく別の奥深い表情を見せてくるスカッシュで
大番狂わせを起こすのはもっと難しい。
増してや一度も上回ったことのない相手を大一番で過去と違った成果を示すことの難しさはオリンピックやプロスポーツの舞台、あるいはビジネスでの成功やある種の出会いで起こる奇跡にも近い成果だと私は思っている。

「不可能を可能にすることほど感動的なドラマはない」　by星一徹

不可能だったのはあくまで過去の出来事、
練習と大会は違うし、
まゆきはまゆきの直感を信じればいい。
それだけのことをしてきた。
今その瞬間に集中することで過去を乗り越えたまゆきは無邪気に喜んでいた♪
それでいい。
それでこそ私の知っているまゆきだ、と思った。
次の決勝は同い年の高橋楽歩ちゃんとのスカッシュもまたずっと望んでいたことだった✨
いろんな願いの叶った春になってよかったね♪
去年の春に「まゆき、札幌の高校行くわ、マジで」から1年。
私は私で旭川で高校生になるまゆきと前に進むことから始められる楽しみを噛みしめながら新しい春を迎えられている。
次はどんなドラマが待っているのか・・・
うん、今年も楽しみしかないのが良く見えたのでした✨✨✨

まゆきちゃん、らふちゃん、あかりちゃん
試合が終わればみんな元通りの仲良し♪
そんな関係がきっとこれからもずっと続いていくんだと思う✨

まゆきー、アンダー17準優勝おめでとう✨✨✨

明日は全日本ジュニア最終日のまとめレポートにします。
それではまた明日〆