旭川のスカッシュレッスンスクール「旭川スカッシュハウス」
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2018/03/22
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イスタンブールにて 中編4
4
エジプトに飛ぶのは明日なので、今日は1日イスタンブールの街の観光を楽しむことにしていた。
それにしても、夜が明けて見渡すイスタンブールの街は驚くほどクラシックで、まるでチョコレートパウダーを散りばめたショートケーキのように古めかしくて美しかった。
陽が昇り、街は目覚めようとしているけれど、行き交う人々のリズムがまだまだのんびりとしている。
祈りを終えた人たちなのだろう。
スカーフをフードにしているイスラムの女性がワラワラとそこら中を歩いている。ネコもそこら中にいる。春の日向ぼっこを各々満喫している。どの子も品のある色模様をしていて、日本のノラとは毛色が違うから進化の過程とは根が深いものだと思う。
海の桟橋や埠頭には朝早くから釣り糸をたらしているおじさんたちがチラホラいる。バケツを覘くと満遍なく数匹のピチピチの獲物を吊り上げているボスポラス海峡の恵みに驚いた。
海峡にはいくつもの船がいろんな方向を向いて浮かんでいる。
近くに巨大な豪華客船が2隻も停泊している。
それにフェリーや高速船から漁船のような船までいろいろ無作為に岸に停泊し、海峡を往来している。
男性も女性も、おばさんも子供も、ラフな格好な人からビジネススーツの人もみんな気軽にフェリーに乗り込んでいく。
遠くに大きな橋がかかっているのが見える。
どうやら自動車でも海峡を越えることができるようだ。
ボスポラス海峡の潮の流れが思った以上に早い。
それでも仰々しい堤防のようなものはなく、東京にも海はあるけど、この街はずいぶんと海と人との距離が近い気がした。
一体どれだけの人がこの街で暮らしているのかオレには知る由もないけど、東京沿岸の海よりも遥かにきれいな海の青が街全体を彩っているかのような雰囲気はそこに住む人間の思考にも少なからぬ影響があるのでは・・・というようなことを考えながら海の見える道を歩いていた。4/10
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