旭川のスカッシュレッスンスクール「旭川スカッシュハウス」
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2018/03/14
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イスタンブールにて 前編8
8
この世の終わりかのように祈りを捧げる人たちを見ているといつもより紅く巨大な満月の光が急に不気味なものに見えてきた。
月が紅くて、デカイということはどういうことなんだ?
何かの予兆なのか。
イスラムの教えではデカイ月と何らかの災いとが関係しているのだろうか。
ムスリムの人々は明らかにうろたえている。
それでなくても普通に考えて、月が地球に近づいている?なぜ?どうして?どういう理由で急に月は地球に近づこうとしているんだ?考えてもわからないから周りの人たちもザワザワしているのだろう。
彼らが何を言っているのかさっぱりわからない。
わかったところで、できることは・・・何もないわけだが。とりあえず疲れている場合じゃないとゾワゾワと生きようとする力とやらが自然と湧き上がりもした。
けど、決定的に、絶対的に、致命的に無力だった。
月が降ってくるかもしれないのに、オレにできることはイスタンブールの雲ひとつない夜の闇に浮かぶその紅く大きな月を眺めて呆けていることだけだった。
そうしている内に、オレは海沿いの屋台でサバサンドを食べてみたくなった。
アジア側の街の様子も見てみたくなった。
バザールも覗いてみたいし、モスクの中にも行ってみたいと思った。
明後日にはエジプトに渡ることになっているけど、トルコのおいしいものを食べて、イスタンブールのオリエンタルな風景を眺めることのできるホテルに泊まろうと決めた。
すぐやろう!全部やろう!絶対やろう!と思った。
追い詰められるとオレは必死で元気になる。8/10
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