旭川のスカッシュレッスンスクール「旭川スカッシュハウス」
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2018/02/21
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タシケントにて 3
3
恐ろしい!
それでも警官の言わんとしていることを必死で理解し、騙されないように騙されないように気をつけた。
パスポートを見せろ、荷物をチェックさせろ、所持金はいくら持っている、サイフを見せなさい、という国家権力にはすべて黙って従った。
お金をよこせと賄賂をけしかけられなかったのがせめてもの救いだった。
警官による理不尽でわけのわからない事件に巻き込まれると民間人のほうがまともに思えてくるのがまた恐かった。
勘違いだけはしてはいけない。
だって、民間の犯罪がこうでもしないと抑止にならないから、警官が跋扈しているのであって、それじゃあいったい誰を信じればいいのかがわからなくなってきていた。
自分がちゃんとしようにも知識も経験も仲間もいない以上、もう恐ろしくてやっぱり旅はひとまず終わりにしようかとも思っていた。
ただセントラルタシケントステーションの外観はまるでどこぞの貴族の暮らす宮殿のように美しかった。
巨大な石をふんだんに使うと同時に巨大なガラスが青い空を反射させたシンプルながらも壮麗な駅舎になっていた。
駅前には芝生が敷きつめられ、きっちり区分けされた花壇にはいろんな色の小さな花が植えられている。
駅内とは打って変わってなんて長閑なのだろう。
これがアジアの中のヨーロッパ風のロータリーなのだなと驚いた。
お花畑の向こうには高層ビルが建ち並び高速道路も走っている。
駅前には噴水と花壇以外には大きな道路にバスやタクシーが集まっているにもかかわらず、敷地が広いせいもあってかなりさっぱりしているのがよかった。
地図で確認すると街の中心はいくつかの地下鉄が交差していて、そこら中に市電も巡っているようだったが、駅前はそんなにごちゃごちゃしていないのが街のつくりとしてはとてもおしゃれだと思った。
こんなに美しい駅舎を急いで後にして、とりあえずタクシーを捕まえなければならないなんて・・・残念すぎる。3/5
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