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  • 2016/11/10

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    正しいことのために戦うことには価値がある!アメリカ大統領選レビュー

    みなさん、こんにちは。

    アメリカの次期大統領が決まりましたね。
    ドナルド・トランプ氏は共和党の実業家のようです。
    政治経験はなく、マイノリティーへの深い理解が当選の票を集めた。
    どうやら政治家でない大統領による変化を期待されているみたいです( ̄▽ ̄)
    表面的なことしかわからないので何も意見する資格もないのですが、
    アメリカはずいぶんと品のない代表を支持したものだなというのが私の率直な印象でした。
    戦争賛歌を支持者によって正当化したブッシュ大統領を思わせる決定のように思えます。
    ブッシュ大統領も参謀の操り人形だったみたいだし、今回のトランプ氏も政治的には無知なことから副大統領の権限が反映されることが予想されている。
    ちなみにインディアナ州知事のマイクペンス氏が副大統領ということらしいのですが、ゴリゴリの保守派で同性愛者差別を容認する法律を支持していたり、イラク戦争開戦承認の決議にも指示した立場等・・・
    アメリカの選択と決定はグローバルな影響力を持っているだけに心配です。
    それと同時に多くの人材に恵まれているはずなのに寄りによってよくもまぁスキャンダラスなだけで金にまみれた個人の欲望の権化のようなタイプの人間を政治的決定としてしまったものかと、個人的にアメリカという国へのリスペクトを一層失うのでした( ̄▽ ̄)

    一方でヒラリー氏は私のタイプでした。

    大好きなシンディ・ローパーのようなイメージでとても良い印象なのです( ̄▽ ̄)
    ザ・アメリカ女性といったアメリカを象徴する人物だったと思います。
    もちろん詳しくはわからないので印象のせいで悪いところが見えてこないのですが、
    彼女の敗戦の演説にはとても強いメッセージを感じました。

    「憲法に基づく民主主義は私たちの参加を求めています。4年に一度の選挙の時だけではありません。常に参加を求めているのです。だからできることをやりましょう。私たちが大切にしている理念や価値を前に進めていくために。私たちの経済を富裕層だけでなく、みんなのものにするために。私たちの国を、私たちの地球を守るために。アメリカンドリームは大きい。誰もが夢見てよいほど大きい。すべての人種、すべての宗教、すべての男性と女性、移民、LGBT(性的マイノリティー者)、障害者。すべての人たちのものです」
    ※LGBT(L:レズビアン、G:ゲイ、B:バイセクシャル、T:トランスジェンダー)
    「皆さんに、特に若い人たちに聞いて欲しんです。私は自分が信じる者のために生涯をかけて戦ってきました。勝ったことも、負けたこともあります。辛い思いもしました。あなたたちも、勝つこともあれば、負けることもあるでしょう。負けることは辛い。でも決して信じることをやめないでください。正しいことのために戦うことは、価値のあることです。やるべき価値のあることなんです

    最後に女性の社会進出を阻む”ガラスの天井”についても若い女性たちにメッセージを送った。

    私たちは最も高い”ガラスの天井”を打ち破ることはできませんでした。でも、いつか誰かが打ち破ることでしょう・・・あなたは価値のある存在で、しかも力強い。あなたの夢を実現する機会を追い求めるに値するんです。そのことを決して疑わないで

    残念ながらアメリカ初の女性大統領誕生の歴史は先送りになりました。
    でもいつか必ず彼女の足跡をたどって、それを受け継ぐ人材が現れることでしょう。
    別の国の、とても遠くにいる女性からの声にもかかわらずなぜか涙が伝いました。
    それもスタバで人目もはばからず\(◎o◎)/!

    夢は叶うこともあれば、叶わないこともある。
    先のことはわからない。
    それでも自分の信じた時間には価値がある。
    とても励まされた気がしたのはきっと私だけではないでしょう。
    私には夢がある。
    だから疑わない。
    私は信じる。
    だからみんなに夢を持ってもらいたい。
    アメリカは惜しい人を敗者にしてしまったことを思わずにはいられません・・・
    長くなりました。
    明日はちゃんとアッシュの報告をします。
    ではまた〆